お下がり号リフレッシュ大作戦・その11

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タイヤを何度も外すうち、ふッ!?と気付いてしまってたんですね…!?
フロントブレーキ、キャリパーピストンのダストブーツのほころび。
やばいことになって無けりゃ良いのですが…。

フロントは2ポッド、それぞれひとつずつ破れていました。
キャリパー外して、オイルの代わりにエアーを送り込んでピストンを追い出すのですが…。
当~然、素直に飛び出してはくれません。
更にオイルシールを通過した後、ブーツの穴からエアーは逃げ、シリンダーの錆で引っ掛かり…。

当工房は工賃掛からないけど、部品代が払えない!?
新品交換の方が楽だし、性能的にも良いのだが…。
新品同様の性能を目指し…、灯油にどぶ浸け、ブラシで擦り、水ペーパーで均し…。
さすがにシールキットは新品を用意して、全てのゴム関係品を交換します。
ピストンのはめ戻しも大変です。
ゴム関係品にはグリスを塗り、シリンダー内とピストンはブレーキフルード浸け。
ブーツは直ぐに脱げちゃうわ、手はぬるぬるべたべたで滑るわ気色悪いわで…。
ついでなのでとパッドのシムも外し、きれいにお掃除、再度グリスアップ。
何度かエアーを送り込み、ピストンの出具合、ブーツのはまり具合を確認し、仮組み戻しをしてギブアップ!

ブレーキフルードの交換をしなくてはならないが、必然的にリアタイヤも外す訳で、リヤブレーキには視線を落とさないようにしようかしら!?
ちゃんと走り続けられそうな目途も立ったので、安全に、気持ち良く停まるためのオーバーホールです。


追記…

しっかりと組み戻し、リアも上げてタイヤを外し、やはり気になるのでリアブレーキも点検し…、大丈V!
エアー抜き兼ブレーキフルード交換です。
ワンマンブリーダーなのでこまめに各所チェックしながら…、完了~!
タイヤを戻しジャッキダウンし、エンジン掛けて、さてスタート!、おやッ!?ブレーキ警告灯が点灯したまま!?
サイドブレーキは降りてる!ブレーキフルードはちゃんと入ってる!ブレーキの効きも問題ない!
バッテリ端子を外してリセットしてみるも…?タンクの配線カプラーに接点復活スプレーをシュ~してみるも…?
ランチしながら熟考しました…、!!!!!
リザーブタンク内の液面センサーとなっているフロート、液下がりした時、下~の方で張り付いちゃってたみたいです。
ドライバーの先っちょでちょいと突くと、ふわ~ッと浮き上がって来ました。
はいッ、一件落着です!

そういえば昔、水洗トイレのタンク内、フロートが引っ掛かって水が止まらなくなったことがありました。
ホンのちょっとの引っ掛かりなんですけどね。