FRP修正&船底補強板接合

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写真:上段/FRP修正風景 下段/船底補強板接合


一日の作業が終わった夕方は、その満足感と共に出来栄えに見惚れるものである。
が、翌作業日、冷静に細部を眺め回してみると唖然とすることが多い。
今回のFRP施工、本人は参加してないのだが、やはり・・・。
想定はしていたのだが、エアーを咬んでいると思われる箇所があちらこちら・・・。
施工にも参加したD君と、予定通りのサンディングに入る。
ところがである、硬化した樹脂は思いのほか硬く、ベニヤ板のサンディングとは訳が違う。
オービタルサンダーやら、ドリルサンダー、グラインダーまで駆使し辛い作業をこなす。
思いのほか使えたのが、木工用ヤスリ。息子の学校教材の大工道具に入っていたやつ。
樹脂垂れには鬼目面が程よく効くのである。
船底部のみ二枚貼りにしたので、その合わせ目にエアー咬みが多いようである。
浮いたところは剥がして、後でパテ埋めですね。
ガンネルの下部でガラスクロスを終了させたのだが、切れ端が硬化してしまって綺麗に切り揃えられない。
また、ガンネルに溜まった樹脂の塊がこれまた強敵。
カッターやら木工ヤスリやら、結局はノミが一番良かったようだ。
おおかたの修正は終わり、辛くなったので今日のサンディングはお仕舞い。

船底補強板は、既に面取り含め調整しておいたのでさっさと接合。
きっちり調整できてないので、ところどころ隙間もあるが、まァ良しとしましょッ。

今回の懺悔・・・
なんと言ってもFRP粉末によるチクチク!!!
ガラス繊維は痒いのよ、とは聞いてはいたものの、こんなことになるとは。
帽子・マスク・手袋と準備はしたけど、半袖じゃあねッ?!
本人もD君も、お肌過敏症タイプ?!なのです。

作業時間:7時間×2人