kappa R2 4月の工作 その2

工房に収め、いよいよFRP施工です。
あッ、その前に、写真撮るのも忘れてましたが、V溝に入れてあったポリパテを研磨。
接合線も少し角落し・・・、パテ足りてなかった数か所に少量の追いパテ処理。
縦面の研磨は体勢的に無理、ここでも船体横立てにしました。

ガラスクロスは船底部が二枚重ねになります。
まずは一枚分相当にポリ樹脂を塗布、一晩寝かせます。
少しペトペトが残る状態でクロスを沿わせると、落ちないしズレないし!
中央部から端部へ下部へ、局面に沿うように撫でながらクロスを押し出すように!?
なんとッ!?、スケグにも沿うように貼り付けることが出来ました。
スケグやステムとの継ぎ線にはポリ樹脂を入れ、スムージングしてあります。
船尾トランサムへは、角々に切り込みを入れ折り込むように・・・。

ポリ樹脂積層二回目でクロスのない反対側へも塗布。
翌日は、同様にクロスを沿わせ、ポリ樹脂積層を繰り返します。
ポリ樹脂塗布、平面は垂らしてゴムベラで均してスクイーズ、縦面は刷毛塗り&ゴムベラでスクイーズ
船底部は下塗り入れて六回、側面は下塗り入れて四回積層になり、ここで思案!?
ゴムベラでスクイーズしているので、使用ポリ樹脂総量はいつもより少なく、厚みもムラなく均一に施工できていると自負!
出来うれば、サンディングなしで色塗装に!?と目論んでいたのですが・・・。
クロス重ね目の段差はあるし、ゴムベラの端部での筋は残るし、ところどころ跳ねたり垂れがあったり、縦面は硬化までにやっぱり微妙に垂れが発生している模様・・・。
透明だから気になり方も微妙だけど、色付けしたらきっとこれらが目立つんだろうな。
ということで、直!色付けは諦め、インパラ樹脂にてもう一層積層しました。
故に、もれなく!?辛いサンディング修行が待っています。
進水式挙行は5月14日イベント日、さて、間に合うのか?!

kappa R2 4月の工作 その1

内装がほぼ仕上がり、剛性確保もできたので、これ以上重くならないうちに搬出です!

従兄の応援を頼み、母屋二階工作室から屋根伝いに降ろしました。
長梯子をレール替わり、そのレールを脚立で支え、暴走しないよう命綱で確保。
意外なくらい、あっさり降ろすことが出来ました。
ただねぇ、おひとり様では運べないのが難点です。
この先は、工房での工作が続きます。

お花見カヌー 2023@福岡堰

Nakaさんに声掛けいただき、29日平日、久しぶりのお花見カヌーです。
9時前に駐車場着、暫くするとMUKOさん夫妻が漕ぎ終えて上がってきました。
数年ぶりの再会、嬉しかったな~!
Nakaさんは、親子カヌーです!?
Nakaさんが親ではなく、お袋さんを初めてカヌーに誘ったようです。
そろそろコロナから解放されたいよね・・・、良いきっかけになったお花見でした。

kappa R2 3月の工作 その3

最上段ハル板を、接着させていきます。
マスキングして、ポリパテ入れて、マスキングテープ剥がして、硬化待ち。
ポリ樹脂下塗りちょっと硬化待ち、今回ここはガラステープ処理、ポリ樹脂重ね塗り。
頭を下げて樹脂の臭いを嗅ぎながらの作業、ワンスパン毎に深呼吸!?


さてさて、船内の防水処理をしなくてはなりませんね。
座面板の裏側や隔壁を塗るには、船台の上に裏返しにしたいのですが・・・。
恐る恐るトライしてみましたが、パワーも勇気もなく、横立てで頑張ることに。


グラッシングしてない縦面、擦れることもないので、ポリ樹脂一回+ニス一回とし、最小限の塗膜にすべく、ゴムベラでスクイーズして塗り広げました。
更にこの態勢のまま、最上段ハル板接合線外側のV溝に、ポリパテを入れていきます。
そんな訳で、横立ても反対向きで同一作業・・・。
床面平置きに戻して、船底と座面をニス重ね塗り。

kappa R2 3月の工作 その2

各方面から「深過ぎないかい?!」って声が・・・。
R1から幅方向だけを詰めたので、視覚的には確かにそう見えるんですよね。
ということで、中央付近で2㎝、端部は変えず、ハル板上辺を切り落としました。
端部までサイズ変更してしまうと、ステムやトランサムまで再工作しなくてはならないので回避ということに。
スタイリングだけで言えば5㎝くらい切り落としても良いのかもしれませんが、座面高は高めの設定で、既に工作済み、「船べり」が低くなるのも避けたいし・・・。
長尺になったハル板を切るのは、なかなか神経使います。
船台に乗ったままの船体に貼り合わせようとするも、何度か落下させ、危険を察知!?
床に下ろし、その船台を抑えに使って貼り合わせていきます。


最上段ハル板を接着する前に、座面板を固定させます。
最上段ハルは内傾しているので、予め入れておかないと叩く羽目になるので・・・。
板材の時から反っている隔壁、角材をあてがってできるだけ平面に。
座面板は接着剤+ビス留めです。

最上段ハル板の接合線を、針金ステッチ。
少しだけ隙間を作って隔壁に接着剤を入れ、外側からフィニッシュネイルで固定。
一ヶ所、大き目な隙間を作ってしまったのですが、これは隔壁板の切り出しミスと思われ・・・。
中段ハル板接合時に「怪しい!」と気付いていたのですが、戻るのは辛かったので!?


座面板載ったし、ガンネルラインも下げたし・・・、でもやっぱり「深いなぁ」!?