ステムモールド考察

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製作中のお舟の端部は気密室構造になっており、横方向の仕切板から直角に端部へベニヤ板を繋いでおり、先端部においてはハル板を抜けて外部に出してある。
しかし、船底部にあってはハル板の内部で接合となっており、ステムの立ち上がり途中で徐々に外部へ出している。
で、工作上、船底部の接合部位は目視が難しく、工作精度は落ちてしまう。
なんとなく接合されていた部位を、きちんと補強したくて削って開けて見た。

で、フィードバックの考察・・・
仕切板の接合位置から、船底部もステムモールドを外部に1cm出しましょう。
ステムモールド材の厚み分、ハル板の削り落しが必要になりますが・・・。
1cm突き出した船底部は、組上げ後、削って整形します。
これで、外部からの衝撃はステムモールドで受け止めることができ、ハル板の負担軽減になるかと・・・。
ストリプ艇の、アウター&インナーステムの役割を、このステムモールドで担うということです。
だったら・・・、ストリプ艇同様、気密室無しの、アウター&インナーステム構造でいいんぢゃないの?と、組上げる途中で躊躇したりもしたんですが・・・。