電動サンルーフ!?

摘出した不動のモーターユニットを、バラしてみます。
先ずは、モーター部。
そんなに汚れてる感じもないし、ブラシもまだ十分ある。
とりあえず清掃して、コイル部分をもって回してみる。
ギヤユニットの軸が一回転すると、必ず同じ位置で大きな抵抗がある。
はいはい、想定通りの事態のようです。
モーターの軸は外しておいて、再度車に戻します。
ギヤユニットのお尻の穴に六角レンチがハマるようになっていて、エマージェンシー手動サンルーフになるようです。
ラチェットでゆっくり回しながらルーフの動きを観察し、レールの様子も調べます。
リフト、スライド、ダウン、問題ないですね。
ついでに、ドレンの穴もほぼほぼキレイな状態です。

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で、折角なので、電動ドライバーに六角ビットを付け、高速?テストもしてみました。
結構なトルクが必要なようで、油断をすると危険です!?
ご機嫌に?遊んだ後は、もう一度ユニットを外します。
さて問題はギヤユニットの密閉のされ方なんですが、リベット五か所留め!です。
ここで諦めたって復活はないのだから、エイ!ヤッ!って感じです。
丸頭の天辺にポンチ、ドリルで揉みます。
ドライバーでこじってご開帳!
キツキツのユニット内にあるから駒飛び程度でしたが、完全に割れています。
他にも、クラックが二本。
このギヤが、モーターの軸のスパイラルとリンクしているのです。

ちなみに・・・。
壊れた時においらは直ぐに諦めたのですが、諦めきれないのはカミさん。
仲良しメカさんに部品代聞いておいで・・・、で結果、諦めてくれたのでした。
部品として出るのは、モーターユニットとルーフユニット。
どちらも諦めきれる金額です。
おまけに国内ストックはなく、本国お取り寄せと・・・。
この車でサンルーフ付きは、ほとんど見掛けませんでした。
さてさて復活させるには、もう少しお勉強が必要です。

そうそう、やはり運転席側も湿ってるので、件のスポンジを剥ぎ取り、干しました!

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