ルノーメンテナンス備忘録・05

ロービーム検査、アウトでした。
根本的に下向き過ぎたのですが、検査官曰く、この車のライト構造からして、ロービームの検知は難しいかもと・・・。
因みにこの車のロービームは、ハロゲン球のプロジェクター。
中心のスポットが強いし、カットラインの境界が曖昧・・・。
テスター屋さんで事情を説明したら、不可能ではないが何度も行き来することになるかも・・・、と。
テスター屋さんの検知器は高性能だが、検査場のそれは性能が低いのも一因らしい・・・。
諦めてハイビームで調整をお願いして様子をみていたら、下向き過ぎたロービームなのに、ハイビームは大きく上向き過ぎ!?
だよね!、ロービームが手前過ぎて暗いから、ロービームで合わせたかったのよ。
検査は無事終了したが、合点がいかないのでディーラーへ・・・。

この車のロービームでの検査は、諦めた方が良いというのが現実的、という見解。
そもそも法改正後に、「すれ違い灯」で規格対応した一部国産新型車での検査が現実的らしい。
ルノー新型車に至っては、今でもハイビームで検査に出すそうな・・・。
で暗くなってから、再びロービームを上向きに修正。
法律と車検制度と車、噛み合ってない一例でしょうか・・・。
時々、眩し過ぎる青白い光のHIDの車に遭遇するが、他人様の迷惑も考えて頂戴ね!