kappa R2 11月の工作 その1

長辺方向のハル材接続は、いつものようにスカーフ接合です。
鉋刃をひたすら研ぎ込み、鉋で斜めに削り込みます。
接合代は30㎜としました。
その後は、木片に紙ヤスリを巻き込んだもので均します。
理想は端部0㎜厚ということですが、そんなの不可能ですよね!?

設計にある基準線を結ぶように糸を引き、トンボ間が10㎝になるよう位置調整します。
ボロ家二階、畳を剥がした床板は、うねっていたり凹凸があったりで迷います。
ラップで養生し、接着し、重しを載せておきます。
一日置いて裏返し、端部が完璧に圧着できてないので追い接着剤でまた一日。
対となるハル板を重ね合わせ、同作業をもう一回・・・。
慎重に慎重に、並べ直してみました。

さて今回、驚愕の現実に遭遇しました!?
極稀に、ベニヤ板の芯抜けに遭遇することがあります。
これって、芯材のロールがちょうど切り替わるときのズレなんでしょうか?
10㎜幅ですっかり抜け落ち、よりによってスカーフ加工位置に・・・。
運の悪い!と思ったけど、中央部にあれば気が付かず、後で大事になっていたかも?!
端材から芯材のみに加工し、貼り込んでスカーフ加工しました。
切り落とした端材外辺部を見れば、しっかりと?芯抜けの穴があります。
なんでこんなの気が付かなかったかなぁ?
他にも大きな裏外板剥がれもあったしねぇ・・・。
おいらの目は「節穴か?!」。